「満場一致で連載決定」ジャンプ発表会で編集長が新連載や島袋光年の読切紹介
週刊少年ジャンプ(集英社)の創刊50周年を記念した新連載および新企画の発表会「週刊少年ジャンプ50周年~その先へ~」が、本日3月5日に東京都内で開催された。
本日発売された14号にてスタートした芥見下々の新連載「呪術廻戦」を皮切りに、「ジャンプライジング」と銘打った50周年記念の新連載を3号連続でスタートさせる週刊少年ジャンプ。発表会に登壇した中野博之週刊少年ジャンプ編集長は、3本の連載すべてが会議の際に満場一致で連載が決定したと説明し、「ジャンプという太陽がますます上昇することを確信して(新連載攻勢に)『ジャンプライジング』と名付けました」とその意図を語った。3月12日発売の週刊少年ジャンプ15号では「クロガネ」「ものの歩」などを手がけた池沢春人による「ノアズアーツ」、3月19日発売の週刊少年ジャンプ16号では佐野ロクロウ原作による肥田野健太郎「ジガ-ZIGA-」が開幕する。
また中野編集長は4月23日に発売される週刊少年ジャンプ21・22合併号に、「トリコ」の島袋光年による新作読み切り「ビルドキング」を掲載することも発表。「連載を見据えた新作読み切り」と前置きしたうえで、読み切りでは「衣・食・住の住」がテーマになっていることを説明する。このほか「BLEACH」の久保帯人による読み切りや「NARUTO-ナルト-」の岸本斉史による新連載の準備も進行していることを明かした。
なお集英社のマンガ誌にて「ジャンプライジング」タイトルをはじめとした、計40本の新連載が今春スタートすることも発表に。ヤマザキマリが描くオリンピックを題材にした「オリンピア・キュクロス」をはじめ、藤崎竜「封神演義 外伝」、西義之「ムヒョとロージーの魔法律相談事務所2」など人気作の外伝や続編、高橋陽一原作による戸田邦和「キャプテン翼KIDS DREAM」、LINK原作によるSAVAN「終末のハーレム ファンタジア」といったスピンオフなどさまざまなタイトルがラインナップされている。さらに電子媒体の少年ジャンプ+、デジマでも計15本の新連載が始動する。このほか発表会では本日よりサービスがスタートしたジャンプPARTYや「週刊少年ジャンプ展」の紹介も行われた。